【踵落とし】立ち途中RKRK


【踵落としとは?】

立ち途中から出る発生11Fの2ヒットする、ファランの代名詞名とも言える踵落とし。
ガード時は-4F。ヒット時は+4Fで相手はしゃがみ状態、技後は右構えという点も頭に入れておきたい点です。

ヒット後にライトサイド(右構え中3RK)が割れない連携となる、ファランの代表的な連携のひとつとなります。

風ステからも出すことも可能だが、横への判定が弱く、スカ硬直も以外と長いため、人によっては使い方の難しい技になる。

主な使い道としては、上段をしゃがんですかした時の反撃や下段技をガードした後の確定反撃として使うことが多くなります。
最低でもガードさせたい技というよりは、できるだけヒットさせることが前提の技となる。

ファランの中でも主力となる技のため、ヒット時の相手の状況、ガードされた時に注意する対処法をしっかり把握することが重要です。


【立ち回りで風ステなどから出す場合】

基本的には左移動されているとステステなどから軸を合わせないとガードさせることはむずかしい。
ホーミングや、フラ移行~スカイボルトなどで横への対処を中心に攻めることで横移動をしにくくさせることで、最低でもガードさせることを意識しましょう。

加えて、風ステからのスイープキックなどの下段などで切り崩していくのも有効な手です。
とはいえ、立ち回りでは踵を使っていくよりも1発止めのトゥースマをガードさせて切り込んだほうが、2発目まで派生を意識する分手痛いスカし確定を食らうリスクも少なくなります。

その人それぞれのスタイルによっては風ステからの踵は無理に使う必要はないので、知識としてとどめておく程度でも問題はないです。

また、鉄拳7より追加されたピースキーパー(66RK)の登場により、立ち回りで風ステから踵落としを出す場面も少なくなりました。
ピースキーパーを意識させることで、ステトゥースマへのスカし確定を見てから判断するのは難しくなるので、覚えておきましょう。

【主な使い道は確定反撃に】

発生の早さをいかして相手が-13F以下の場合の確定反撃に踵落としは威力を発揮します。
下段のこまごまとしたものを咄嗟にガードした場合にも使うことが多いはず。
14F以上の有利を奪った時はフラトラ出し切りを使ったほうが効率がよく、14F以上はバーストヒール(立ち途中LK)の出番です。
相手の主力となる技の対策として、ガードした技に合わせてそれぞれ使いわけましょう。

また、相手の上段をしゃがんだ場合の咄嗟の反撃としても有効です。
中段~上段や下段~上段などのつなぎの技の上段部分をしゃがんで、踵落としを使う場面は上級者になればなるほど使っていくものです。
キャラ対策がカギを握るため知識がものをいいます。


【ヒット時の相手の状態を知る】

踵を使う上で大事なことは、ヒット時の相手の状態がどういうものなのかを知ることからです。
まず、そこを知ることから始めましょう。
踵落としはヒット時に+4F有利で相手は強制しゃがみ状態です。
まずは、このしゃがみ状態を知ることが重要な点になります。

○踵ヒット後のしゃがみ状態である相手が出来る行動。

・ガードを固める(立ちガードorしゃがみガード)
・BDで距離をとる
・奥横移動をする(しゃがみ状態からでは奥移動しかできません)
・しゃがみから出る技で暴れる(しゃがみ中に出る技or立ち途中技or上方向+ボダンで出る技)

大きくわけてこの4つです。
まずは、しゃがみ状態では相手は手前に横移動できないことを頭に入れていきましょう。


【ガードされた時の自分の状態を知る】

踵をガードされた場合、-4Fでこちらは右構えです。
ここではまず右構えという状態が不利な場合にどのような影響をもたらすかを知ることです。
ここでは右構えを解除するのに、もっとも注意する点としてレバーを後ろに入れて右構えを解除することを注目します。

レバー後ろで右構え~左構えにもどる際の一定時間、下段ガードをすることが不可能となるフレームが存在します。
右構え中に下段ガードしようとしてもできない時があると思いますが、大抵はこれにひっかかっていると思ってください。

踵落としに限った話ではないですが、右構え中に相手の下段攻撃を読んだ時は下段捌きで対処することを覚えると、普通にガードしようとするよりもガードできない状況は減る場合があります。

これさえ気をつければ、下段や中段への対処は比較的やりやすくなるはずです。